1976年生まれ、広島県出身、埼玉大学卒業。
目黒区区議会議員。
Mama’s Body Make主催/体づくりアドバイザー。

以前はサラリーマン歴10数年の外資系企業のシステムエンジニア。子供ができてから行政への関心が高まり、「子供にツケをまわさない」行政実現のため、後の世代ほど損をするという世の中にしないため、議員となる。

趣味は、筋トレとバイクと海外旅行、ハリウッド映画や洋楽。
家族は、夫と幼い年子の３姉妹。

３人目出産後に体型が完全に崩れてしまい、一念発起して本格的にトレーニングを開始。
結果、子育てと仕事に追われながらも、5ヶ月間で腹筋が見えるボディメイクに成功。

・・・世の中には、生まれつきスタイルの良い人、食べても太らない人もいますよね。
でもね、私は子供の頃、とっても太ってました。

幼い頃は偏食がひどくて食べるものがなく、小学校低学年までは細かったんです。
毎日の給食は、「絶対に残すな！」という時代。毎日嫌いなものを無理やり食べさせられ、辛くて仕方なかった。今では考えられないですよね。おかげで食事が嫌いでした。

ところが、小学校高学年になったある日、うまくこっそり残す方法を発見して以来、給食が苦でなくなりました。それを機に、なぜか大食いになってしまいました。

毎日、朝食・早弁・昼食・おやつ・夕食・夜食の１日６食。１回の食事もボリューム満点。あっという間に太りました。身長は今より低かったのに、体重は今よりも15キロ以上重かった。

肥満児だけを集めて昼休みに行う「ピョンピョン体操」にも参加させられました。これは相当恥ずかしかったですね〜。おでぶちゃんが揃って音楽に合わせてピョンピョン飛び跳ねるという・・面白い光景でした（笑
そのうえ短髪＋男の子っぽい格好をしていたので、いつも男の子と間違えられていました。女子中に進学したせいで、男の子たちと外遊びもなくなり、毎日家でマンガ漬けの日々になりました。食べることとマンガ読み書きすることしかしなかったので、太り続けました。オタクの称号もいただきましたね（笑

そんな私が、中学三年の夏になぜか痩せようと思い立ち、努力の結果、半年で−15キロ。
努力といっても、早弁と夜食を止め、毎晩自宅で30分のオリジナル運動をしただけでした。一食の量は変わらず多めで、おやつも食べてましたが、平気でした。若い頃って、ちょっとの食事制限と運動で、あっという間に痩せられるんですよね。

痩せると同時にずっと短かった髪の毛も伸ばし始めたので、肥満男子からスリム女子へと、性別を超えるほどルックスが変わりました。男の子に間違えられることも無くなり、マンガ漬けの日々も徐々に減りました。

その後、20代も体重の変動は大きくて。
失恋で２週間以上まったく食べられず激ヤセしてガリガリになったこともあれば、飲み食いしすぎでプクプクなこともありました。

30歳を過ぎてからは、体づくりを意識して、ちょくちょくジム通いしていました。しかしそれも、妊娠を機に全く行かなくなりました。

３人年子を出産したため、約３年半、全く筋力を使わない、妊娠を言い訳にした食べ放題の日々が続きました。
一人目出産後は、何もしなくても２ヶ月で元どおりだった体重も、
二人目出産後には、戻るのに半年かかり、
三人目出産後に至っては、産後半年経っても多少体重は減ったものの、全く体型が戻らず。。

自己反省しました。普通であれば一旦元の体型、元の体調に戻ってから再度妊娠するところを、３人年子だったのでコンディションを戻す時間がないまま、連続出産しました。
そりゃ、体型も崩れます。体重が戻っても、体型は崩れたまま。重力に負け、肉が下がり、ブヨブヨ・タルタルな感じでした。

もちろん、時間とお金に余裕があれば、毎日ジムとエステに交互に通うことで簡単に達成できるでしょう。でも、仕事と３児の育児に追われているとそんな余裕はありません。忙しさを理由にトレーニングをサボることもあり、議会開会中などは全くトレーニングできない時もありました。

また、私の場合、トレーニングよりも食事制限が辛くて、何度も挫折を味わいました。
子育てって、楽しい反面、大変さからストレスも溜まりますよね。子供がいるから夜飲みに出かけるのも難しい。ストレス食いをしてしまうことも何度もありました。子供の余り物も、ついもったないと食べてしまったり。晩酌も止められないし。帰宅して猛スピードで食事の用意をするので、当然自分だけ特別食メニューなんて作ってるヒマもない。「家族の食卓」を重視しているので、自分は後で・・なんてことはせず、ご飯はちゃんと家族一緒に食べる。そんな状態でも、工夫次第で高タンパク・低カロリーは可能なんですよね。

体づくりにあたり、なんせ時間がないので、最低限の筋力トレーニングと、手間のかからない食事療法を試行錯誤し、研究しました。５ヶ月間の最初の２ヶ月は、失敗と挫折を繰り返し、３ヶ月目でようやくコツを掴み、そこからメキメキと体が変わっていくのを感じました。

毎日ジムやエステ通いすることも無く、毎日わざわざ自分だけの特別食メニューを作ることもなく、たまにはストレス解消でドカ食いすることもある。それでも、シンプルなポイントさえ守っていれば、忙しい仕事と３児の育児の合間でも、筋肉とスリムな体を手に入れられることが、実体験でわかりました。

産後のブヨブヨ体型の時には、「もう一生ビキニは着れないわ・・」と思っていたのに、今では産前より締まってます（笑)　カラダは軽いし、筋力・体力もアップ。毎日パワフルに子育てと仕事をこなしています。４０にして、こんな変化があるとはびっくりです。体ってすごい！筋肉って素晴らしい！！！と感動しました。

シンプル＆スリムな体だけでなく、ライフスタイルもシンプル＆スリムが好みで、
趣味の海外旅行でも、必要最低限なものだけ持って放浪するバックパッカータイプ。
バイクも最低限の荷物しか持てませんが、身軽にスイスイ走れるところが気持ちいい。
行政においても、複雑な仕組みはわかりやすくシンプルに、ムダを減らしてスリムな財政に、と同じ精神で取り組んでいます。

男の子みたいな肥満児でオタクだった私が、こんな活発な４０代になるとは。
人生ってわからないものですね。だからこそ面白い。

パワフルに活動できる健康体に日々感謝すると共に、
毎日元気をくれる愉快な家族に感謝。
そして、支えてくれているみんなに感謝。
恩返しとして、少しでも皆の役に立つことができればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。