丁稚さん説明会(4)

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『感謝』の反対言葉は『当たり前』といいます。
そして現代日本に住んでいる私たちは、周りにあるすべての現象が当たり前と感じやすい環境にあります。
大切な「 いのち 」の食べ物が、いつでもどこでも低価格で購入することができます。 
先人の方々がいのちを懸けて積み重ねてきた叡智が、義務教育の中で点数を取るための知識となって無理やり詰め込まれるようになりました。 
両親と周りの大人たちがこどもたちを育てているという行為に対して、どれだけの人が感謝をしているのでしょうか。

わたしたちにとって当たり前のことが、ある国では最高の『 感謝 』であったりします。
モノやお金は少ないかもしれないけど、こころ豊かに生きている方々から、“ 本当に必要なモノは一体何なのか ”ということを、わたしたちは今一度謙虚に学んだ方が良いのではないでしょうか。
偉い先生(と言われている)や講演者の小手先の言葉ではなく、『 感謝 』の意味をこころから感じている人たちと交流することで、私たちも『 感謝 』に氣付くことができたら素晴らしいことだと思っています。

経済的な理由で両親と一緒に住めなくなり、引き離されていくこどもたち。 
食べるものがなくて生きるために乞食をしているこどもたち。 
奴隷のように売られていく男の子と、売春宿に売られていく女の子。
そのこどもたちが何を考えていて、どうやって生きていているのか。 
そして、どんなに『 感謝 』しているのか、、、、、

本当はたくさんのモノを持っているのに、足元のしあわせに氣付かず、もっともっととお金やモノを集めることで果たしてその人はしあわせになれるのでしょうか。
周りには食べるものがなくって泣いているこどもたちがいる世界の中で、少数の者がたくさんの食べモノを集めて来て、そして、食べきれなくて捨てている。  
ぼくたちも、世界の裏側にいる人たちも、あっちの人もこっちも人も、もちろん大自然もしあわせに生きられる方法があるのだから、それをしたい。 

ぼくたちは人間が持っている可能性を信じています。
そして、タイでの学校・孤児院『虹の学校』を中心としたコミュニティー創りから、日本国内でのいろんな氣付きのきっかけづくりをしています。