写真との出会いは1992年。
当時働いていた奈良の新聞社に『ピンボケ倶楽部』という写真サークルがあり、そこへ所属したのがきっかけでした。

初めて手にしたのは『ニコンF2フォトミック』。
亡くなった祖父の形見分けでもらったのですが、年代モノのマニュアル機だったため、ほとんど勘で撮ってました。

月一回の撮影会では、面白い被写体を探すのが楽しくて、どんどん写真の世界に引き込まれていきました。
フォトコンテストにも多数出品。

1996年には雑誌の写真コンテストでグランプリを受賞し、賞品でキャノンEOS55をいただきました。

2001年、某スタジオに就職したものの、趣味の意識が抜けきれず10ヶ月で敢えなく挫折。

2002年、なぜか?カラーセラピーの勉強開始！
創業塾や起業セミナーを受講し、カラーセラピストとしてやっていきたい！と張り切っていた頃、従姉妹より、半年後に控えた婚礼スナップを撮って欲しい、とまさかのオファーが…。
カメラマンH氏に師事し、婚礼の現場で数ヶ月経験を積ませていただき、無事に従姉妹の撮影を終えることが出来ました。

従姉妹のために、と始めたスナップ修行でしたが、そこで写真の楽しさ、やり甲斐を改めて実感！
離れてみて初めて大切な事に気づかされ、やっぱりカメラマンになる!!と決めました！

その後4年間、結婚式場の写真室にて勤務。
婚礼スナップ、スタジオ撮影、集合写真などを経験させていただきました。

その頃TVで、中越地震の被災者が、一時帰宅で何をしますか？の問いに「写真アルバムを探しに帰ります｣と話されているのを見て胸が熱くなりました。
時間は常に流れていても写真だけは今の瞬間を永遠に止めることができる。一生の宝物として大切にしていただける写真を撮っていきたい！と強く思った瞬間でした。

その後、倉敷に移住。
未経験だったロケーション撮影を学び、2009年にフリーカメラマンとなりました。

キラキラ輝く笑顔や感動の美しい涙…喜びや幸せの瞬間、生命の輝く瞬間を写真で表現していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。