吉田茂首相の真意とは
”当時は日本の防衛は主として同盟国アメリカの武力に任せ、日本自体はもっぱら戦争で失われた国力を回復し、低下した民生の向上に力をそそぐべしとするにあったが、経済的、技術的、学問的に世界の一流独立国に至った日本が自己防衛の面において、いつまでも他国依存の改まらないことは、いわば国家としての片輪の状態にあるといってよい。” （吉田茂　世界と日本）
"吉田茂は親英米派と官僚集団を権力基盤にして、GHQと取引しながら第二次大戦後の改革を進め、講和独立を達成した。吉田が強力なリーダーシップを発揮できたのは吉田の使命感とそれを実現するための権力意識を吉田が持っていたからだ。"(P.27-28 日本改造計画　小沢一郎)

地方経済について
"中央政府がすべてを抱え込み、すべてをカバーしながら、なおかつ権限の強化をはかるのはそもそも無理である。それでは国民の生活が窒息しかねない。"”国政改革の第一歩は国民生活に関係する分野を思い切って地方に一任することである。”(P.81-82 日本改造計画　小沢一郎)

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