秋田 NEWS WEB「あきたこまちR」根拠ない情報拡散 県は冷静な対応呼びかけ2023(令和5)年12月26日(火)13時13分

秋田 NEWS WEB「あきたこまちR」根拠ない情報拡散 県は冷静な対応呼びかけ2023(令和5)年12月26日(火)13時13分 秋田県で開発された新しいコメの品種「あきたこまちR」に関して「危険だ」などとする根拠のない情報が広がっています。 SNSでは農家に対する誹謗中傷の投稿も見られていて、秋田県は今月に入り、ウェブサイトで冷静な対応を呼びかけました。 ことし2月、秋田県は主力のコメの品種「あきたこまち」を品種改良して土壌中のカドミウムを吸収する割合が低い新しい品種「あきたこまちR」に再来年度から切り替える方針を表明しました。 「あきたこまちR」は「あきたこまち」と、放射線を一度照射して突然変異を起こして開発された「コシヒカリ環1号」という品種を掛け合わせたもので、県の方針表明のあとからXなどでは「あきたこまちR」が危険だという根拠のない情報が拡散し、中には200万回以上再生されている動画もあります。 また、秋田県の担当課にはクレームの電話が県外から多くあったほか、農家がSNSや電話、メールで誹謗中傷などを受けるケースも起きています。 品種改良に詳しい専門家によりますと、放射線を当てて突然変異を起こす技術は50年以上使われていて、異常な物質が生じることや放射線の影響が出ることはないとしています。 秋田県はウェブサイトで「あきたこまちR」に関する科学的知見に基づく情報を示すとともに、今月からは不安をあおる情報や誹謗中傷に注意するよう呼びかけています。 福井県立大学の風間裕介教授は「放射線照射は突然変異の効率を上げているだけで、交配させるのと原理的には何も変わらない」と話しています。 また、秋田県水田総合利用課は「不安に思われた方は県のサイトなどを見て、冷静に判断していただきたい」と話しています

秋田 NEWS WEB「あきたこまちR」根拠ない情報拡散 県は冷静な対応呼びかけ2023(令和5)年12月26日(火)13時13分

秋田 NEWS WEB「あきたこまちR」根拠ない情報拡散 県は冷静な対応呼びかけ2023(令和5)年12月26日(火)13時13分 秋田県で開発された新しいコメの品種「あきたこまちR」に関して「危険だ」などとする根拠のない情報が広がっています。 SNSでは農家に対する誹謗中傷の投稿も見られていて、秋田県は今月に入り、ウェブサイトで冷静な対応を呼びかけました。 ことし2月、秋田県は主力のコメの品種「あきたこまち」を品種改良して土壌中のカドミウムを吸収する割合が低い新しい品種「あきたこまちR」に再来年度から切り替える方針を表明しました。 「あきたこまちR」は「あきたこまち」と、放射線を一度照射して突然変異を起こして開発された「コシヒカリ環1号」という品種を掛け合わせたもので、県の方針表明のあとからXなどでは「あきたこまちR」が危険だという根拠のない情報が拡散し、中には200万回以上再生されている動画もあります。 また、秋田県の担当課にはクレームの電話が県外から多くあったほか、農家がSNSや電話、メールで誹謗中傷などを受けるケースも起きています。 品種改良に詳しい専門家によりますと、放射線を当てて突然変異を起こす技術は50年以上使われていて、異常な物質が生じることや放射線の影響が出ることはないとしています。 秋田県はウェブサイトで「あきたこまちR」に関する科学的知見に基づく情報を示すとともに、今月からは不安をあおる情報や誹謗中傷に注意するよう呼びかけています。 福井県立大学の風間裕介教授は「放射線照射は突然変異の効率を上げているだけで、交配させるのと原理的には何も変わらない」と話しています。 また、秋田県水田総合利用課は「不安に思われた方は県のサイトなどを見て、冷静に判断していただきたい」と話しています
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