エンリケ・グラナドス／12のスペイン舞曲 スペイン舞曲集 作品37

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エンリケ・グラナドス／12のスペイン舞曲　スペイン舞曲集作品37

エンリケ・グラナドス：12のスペイン舞曲　スペイン舞曲集作品37 『12のスペイン舞曲』（スペイン語: Doce danzas españolas）または『スペイン舞曲集』（スペイン語: Danzas españolas）作品37は、エンリケ・グラナドスが1892年から1900年にかけて作曲したピアノ曲集である。全12曲から成るピアノ小品集。1880 年代半ばに作曲を師事していたフェリペ・ペドレルの影響を受け、スペイン民族主義を意識して作曲された最初期の作品である。グラナドスはこの作品集の一部 (第 1 集、第 1～3 番のみ) をバルセロナにて行った自身初の公開演奏会で披露し、ピアニストとしてだけでなく、作曲家としての名声も高めた。特に同時代のフランスの作曲家ジュール・マスネは、この作品の楽譜のコピーをグラナドスから受け取った際、作曲家グラナドスを「スペインのグリーグ」と呼び、称賛した。グラナドスの作品の中ではこんにちよく知られており、特に第 5 番〈アンダルーサ〉は演奏機会が多い。管弦楽、ギターなど様々な編曲もされている。