DV：さどゆ
正しいと思って
良かれと思って
今までしてきた事
君は分かってくれない
笑うかなと思って
泣き止むかなと思って
今までしてきた事
君は泣き止まない
僕は君に
君のために
どれくらいの時間を
貢いできたんだろう
君の腕はもう青い
僕の手の平は赤い
部屋の隅で猫が
震えてる
ねえ あいつは誰なの
ねえ 何を話してたの
ねえ 僕だけを見ていてよ
君の目にガラスを刺した
水晶のごとく光る目に
赤い電気が走ったなら
あいつはもう見えないよね
どうして怯えているの？
僕の事愛してるんでしょ？
どうして僕から逃げるの？
君の事離さないから
ねえ 苦しいんだよ
ねえ 寂しいんだよ
ねえ 僕の痛みを分かってよ
君の心臓に釘を刺した
ゆっくりゆっくり動く心臓に
君の愛が溢れ出したなら
君は目を閉じたまま動かない